紙袋という文化について

何かを相手の方に差し上げるときに、日本人は伝統的に何かに包んでお渡しするという習慣があり、それが文化となってきています。

これは、布や紙などで包むことによって、裸のままでないということを示したもので、相手と品物へ敬意を払うという奥ゆかしさから来たものです。

そして、その品物を運ぶときには風呂敷でくるんでというのも、風習であり、文化と言えます。この風呂敷の役割を受け継いだのが紙袋ということも言えます。

ですから、たかが紙袋とはいえ、文化を受け継いでいるものとして、きちんとマナーを守る必要があるということになります。お土産とか、何かを差し上げるとき、紙で包み、それを紙袋に入れて持って行きますが、お渡しする際には、袋から品物を出して、それだけをお渡しするのが、マナーになります。

紙袋お渡しするのは違反です。風呂敷は持ち帰るということを思い出せは、持ち帰るものだからです。

でも、現代のマナーとしては、「袋もお使いになりますか」と声をかけるのがいいということになっています。とりあえずの収納に便利だからです。

この延長線上で、ビジネスで手土産を持参するときですが、品物を紙袋から出すまでは同じですが、お渡しするときに袋を下敷きにするという光景を目にすることがあります。

本来なら品物だけをお渡しするのがいいのですが、先ほどと同じで、職場でとりあえず保管する場合、あるいは相手の方がお持ち帰りになる場合など、持ち運びに便利だということと、受け取った後に品物がむき出しにならないという両面の理由です。

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